直近の未来の表現sắp とsắp sừa

ベトナム語初級②の16課もだいぶ読み込んで、文法の勉強を進めているところです

前回は過去の経験を表すđã từng ~ bao giờ chưaを勉強しました

本日は未来の表現を教わりました

Anh sắp đi Việt Nam. (私はもうすぐベトナムに行きます)

未来を表す表現は一番最初の頃に習っています

Anh sẽ đi Việt Nam. (私はベトナムに行きます)

sắpとsẽの違いは、sắpの方がより確実に近い未来の話をするときに使われるようです

sẽは話し手が「思っている」だけに対してsắpの場合はより具体的に、ほぼ決定している未来の話、例えばもうチケットを買ってあるとき等の表現になるようです

sắp sừaと言う表現はsắpよりもさらに直近の未来の話を表すそうです

sắp sừa > sắp > sẽ

の順に直近になるそうです

ただ、直近のとらえ方は人によって違うので、この辺は実際にベトナム人と話しをする事があれば会話の中でなじんでいくものだろうと思います

 

疑問形と否定形

sắpは話し手の確定した未来の話なので、疑問形否定形はむつかしいのですが、あえて言うなら付加疑問文のようになるみたいです

Có phải anh sắp đi Việt Nam không?(近くベトナムに行きますか?)

このように Có phảikhông で挟むそうです

返事はYesの場合はそのまま

Vâng, anh sắp đi Việt Nam.(はい、近くベトナムに行きます)

となります

Noの場合は二種類返事があり、使い分けは重要だと教わりました

一つは

Không, anh chưa đi Việt Nam đâu.(いえ、まだベトナムに行きません)

もう一つは

Không, anh không đi Việt Nam đâu.(いえ、ベトナムには行きません)

そもそもその予定がない場合となります

ベトナム語を話す際にkhôngとchưaの使い分けは大事と教わりました

 

sắp ~ rồi

もう一つ教わりました

Có phải trời sắp mưa không?(もうすぐ雨が降りますか?)

これに対してYesで答える時

Vâng, trời sắp mưa rồi. (はい、もうすぐ降ります)

ここでちょっと特殊な表現としてsắpで未来の話をしているのに最後にrồiと言う完了形が来ている事です。ほぼ確定している未来の話をしているため、話し手の感覚としては完了した表現になっているとの事です。

今日は褒められました

私は今の先生に教わるようになってから、発音を注意されない授業は一回もなかったのですが(今日も注意されています)、だいぶ発音がよくなったと今日はお褒めの言葉を頂きました。発音について集中的に練習した事がなかったことが原因でなかなか上手にならなかったですが、流石にずっと続けてきたことで発音が身についてきたようです

継続は力なりですね

 

単語

tập quán  習慣
đặc biệt 特別な、特色

 

 

 

đã từng 経験を表す

先々週くらいから「ベトナム語初級②」の16課にはいっています

本日から、詳しく本課の文法に入っています

 

本日勉強したのはđã từng~bao giờ chưa(したことがありますか?)

経験を表す表現でした

 

基本文型

例文を見てみます

Tôi đã từng đi Đức. (私はドイツに行った事がある)

Tôi đi Đức.(私はドイツに行く)という文の動詞の前にđã từngを挟みます

疑問文

こちらも例文から見てみます

Anh đã từng đi Đức  bao giờ chưa? (ドイツに言った事がありますか?)

肯定文の最後にbao giờ chưaを付けます。chưaは何度も出てきました

~しましたか?に当たります。bao giờ chưaになると経験を表す表現になり

「いままでにしたことがありますか?」になります。

 

否定文

Tôi chưa từng đi Việt Nam bao giờ. (私はベトナムに行ったことがありません)

肯定文のđãの代わりにchưaが入ります、最後にbao giờ(今までに)が来ます

bao giờ chưaは経験を表すものなので、今までにいった事がないと言う表現になります。

否定にはkhôngとchưaがあり、時々間違えてしまいますがこの文を間違えて次のようにすると

Tôi không từng đi Việt Nam bao giờ. (私はベトナムになんか行きません(行きたくもありません))

と言うニュアンスになるそうです。これは間違えられませんね。

 

発音

â(傘マーク)とă(お皿マーク)は、どちらも短く発音する音ですが、ăは口を大きく開けて発音するように、âはそれほど大きく開けないように言われました。
因みにôとêはお皿マークがないので、どちらもあまり大きく開けないで発音

とのことです

 

単語

bồ câu 鳩

vợ     妻

chồng 夫

cãi nhau     口喧嘩
đánh nhau 喧嘩(手を出す方の喧嘩)

nặng  重い

tất cả 全て

bàn chải ブラシ

nhập khẩu  [入口]輸入する

xuất khẩu  [出口]輸出する

trông 見る(視界に入っている)

 見るには他にxem(目線を向けてみる)やnhin(意識を合わせてみる)などがある

 

 

 

私しか知ってる

こんにちは

 

本日の授業では先生に「私しか知らない」のベトナム語を教えてもらいました

Chỉ có tôi mới biét thôi.

Chỉ ~ thôi.は「~だけ」と言う意味で

mới は、~してはじめて・・・する

と言う意味で、ちょっと理解が追いつくのに時間がかかりますが、「私」と言う条件があってはじめて「知る」が成立する。と言う事で「わたしだけが知っている」となります。

 

ところで「私しか知らない」と言う言葉に疑問を持ったことがある人ってどのくらいいるでしょうか?

ベトナム人と結婚していた時に時々「私しか知ってる」と言うのを聞いてハッとさせられた事があります。

自分が知ってることを表現するのに「知らない」と言う言葉を使うのって、確かに変ですよね。違和感もなく使っていたけど、意外と母国語の事って知らなかったんだなって思いました。

 

今日の授業では次のようなセンテンスを習いました

một lần nào cả (一度も・・・ない)と言う表現だそうです

これは否定文の時だけ使われるそうです。

「私しか知らない」のベトナム語訳は、この流れで聞いてみました。

 

mới+動詞

mớiは新しいという意味ですが、続けて動詞がくると、~したばかりと言う意味になるそうですmới đến -> 到着したばかり

短く発音する音

発音記号に傘をかぶっている音があります

例えばrất

これはaの音を短めに発音します。

このルールは知っていたので、てっきり傘をかぶる音は短く発音するものかと思っていましたが、本日ồと言う音の発音をやっていて、そうではないことを教わりました

そして、もう一つ教わったのは、aに傘がつくと、母音で終わる事ができないため

必ず末子音がつくのだそうです

 

rán ăn

rán は揚げるという意味でănは食べるという意味で合わせて「揚げて食べます」と言う意味になりますが、日本語のように接続詞は使わないそうです

今週は16課新しい単語を中心にやりました

文法の内容は来週になります

 

 

 

CHÚC MỪNG NĂM MỚI

明けましておめでとうございます

ベトナムはちょうど旧正月のシーズンですね

私の先生も ベトナムに住んでいますが、旧正月中親戚がいるわけでもないベトナムは、買い物もできなくてやることがないので、タイに行くそうです。楽しそうですね。

 

さて今日の授業は無事「ベトナム語初級②」の15課を卒業しました

会話文は全部暗記できたのと、先週注意された末子音を気を付けて発音できたので

16課に進むことになりました

 

発音

そうはいっても発音はまだ色々注意されます

本日はまず

vì(なぜなら)の発音ですが、発生が短すぎて詰まった音に聞こえvịと聞こえてしまうそうです、こちらの単語は味と言う意味だそうです

vị cay (辛い味)
vị ngọt (甘い味)

のように使うのだそうです

間違えたおかげで新しいことを知りました

 

đang viết

このđang も口を閉じずに終わるのですが、次のviếtを意識しすぎて口を閉じてしまっているようです

どうもベトナム語は、基本的に一つ一つの単語をそのまま発音し、前後関係で発音が変わらないようです

 

tàng

これは先週口を開けて終わると習ったので気を付けていました

そこはできたのですが、教科書を見ないで発音するのでthàngと発音していると注意されました。これはthàngだと思って発音していたので、発音的にはよくできていたという事なので、前向きにとらえています

16課

今日は15課を終え、少し時間があったので16課のさわりだけやりました

来週から詳しくやっていきますが、16課のテーマは

đã từngとbao giờ chưa

これらは経験を表す表現で「~をしたことあります」、「~したことありますか?」などの表現になるそうです。

来週から詳しく習います

 

trở thành bác sĩ (医者になるでしょう)と言う表現でtrở thànhは将来の予測を表すと習いました。そのあとには必ず名詞がくるのだそうです。

だから、「暑くなる」や「寒くなる」は、こないのだそうです

話の流れでちょっと聞いたのですが、ベトナム語では形容詞と動詞の境目が曖昧なのだそうです。(先生は言語学者なので詳しい)

そして例えば英語ではsimilarは形容詞だそうですが日本語で「似ている」は動詞なんだそうです。言語によってくくりが違うんですね。面白いですね。

 

 

 

今日は末子音

本日も「ベトナム語初級②」の15課をやっています

最初に会話文を読みます

先生が日本語を読み、教科書を見ずにベトナム語で答えます

だいぶ練習しているので単語はほとんど出てくるのですが

相変わらず発音で注意されます

 

末子音

本日は末子音について注意されました

hát

の発音ですが、私の発音はcに聞こえたそうです

hác

tはバットと発音するときの「ッ」舌が上の前歯の裏に付くイメージで、自然口の大きさが小さくなる

cはラッコと発音するときの「ッ」舌の奥が喉に付くイメージで、口は大きくなるとのことでした

 

次にHôm qua

Hômはmで終わるので口を閉じる

Hônとなった場合は、口を閉じないで終わります

これは理解できているので、文字を見ながらだと発音できるのですが

文字を見ていないと発音が曖昧になります

また末子音のm,nで言うと

đến bảo tàng

この発音をするときにnで終わった後bやmの発音が来ると

日本人はđến のnをmのように発音して口を閉じてしまうことがあるようですが

ベトナム語はđến をきちんと口を閉じずに発音してから bảo を発音します

私の先生はこういう事をキチンと教えてくれるので、為になります

 

最後にtàng

先のđến bảo tàngのtàngですがngと言う末子音で口を開けて終わります

ですが、母音が変わって例えばcũngとなると口を閉じて終わります

母音によって口の形が変わるので、単純に暗記できなくて大変です

 

発音から区別するのは先生でも大変な時があるそうです

ですので、口の形を頼りに覚える、発音すると、発音ができるようになるそうです

口を丸くする←→横に引く

口を開ける←→口を閉じる

 

発音で聞き間違えた単語

なんだかんだいっても、私もある程度の単語はわかるようになってきました

ですがちょっとした違いのある単語は間違えました

ngayと言われてngàyと間違えました

ngàyは「日」と言う意味ですが
ngayは「すぐ」と言う意味だそうです

どちらも時間に関係する単語なので、文脈から判断できませんでした

 

tương tự (相似)と聞いて前半部分はthươngと同じかと思ってしまいました

thの頭子音は、息が抜ける音を出すので、違いが見分けられないのは

まだまだ練習が足りないようです

 

truyện とchuyện

これは、間違えたわけではないですが、この二つは子音がtとcで違いますが

同じ発音になるそうです

truyện は物語と言う意味で
chuyệnは話と言う意味(nói chuyện=おしゃべり)
だそうです

 

こうやって書いてみても、発音はむつかしいですね

何度もやって体に覚えさせないと、なかなかすぐには出てこないですね

 

xin tạm biệt, Hẹn gặp lại.

だいぶ覚えられる

ベトナム語のレッスンは週に一回程度ですが、もうそろそろ4年くらい勉強しています

最初の頃を思い出すと、だいぶベトナム語が理解できるようになってきました

始めた頃はこんなむつかしい言葉がわかるようになるのかなと思っていました

一つのセンテンスを話す時に、単語が暗記できていなければいけないし、それぞれに発音も暗記しなければいけない、文法も考えなければいけないので、パニックになってしまいました。車の運転を初めて覚えた時のような感じです。

ずっと続けていると、一つ一つのスキルが上がってきて、その部分は意識しないでもできるようになってきて、パニックになる項目が減っていき、未習得の部分にフォーカスできるようになってきました。言語の勉強は面白いですね。

 

本日は15課を続けております

一つの課を4~5週間続けます、その間

1・教科書を見ながら発音

2・教科書を閉じて、先生が発音するベトナム語を復唱

3・教科書を閉じて、先生が読む日本語をベトナム語にして発音

の順にやっていきます

3はなかなかむつかしくて、以前はここでつまずく期間が長かったのですが

最近はできるようになりました

平日はとても忙しいので、前まではレッスンの日だけ早起きして暗記するようにしていたのですが、それでは覚えられないので、電車での移動時間に10分ずつ読むようにしました。毎日ちょっとずつやるほうが暗記の効果は良いようです。

 

【単語】

単語は新しく出てきたものと復習とありますが、レッスンの時に覚えていないものは書いていくようにしています。

ôn tập bài (復習する)

hộ chiếu [護照](パスポート) パスポートはそのままpassportでも通じるそうです

vấn đề (問題)

tình hình [情形](状況)

tư do(自由)

sang (渡る) sang Việt Nam →渡越

bao lâu (どのくらい)

hiện nay(現在)
môi trường(環境)

 

 

 

横にひく音

ベトナム語は声調(má, mả, mà等のアクセントの違い)がむつかしいですが

それ以外にも発音の違いがあります

どれもむつかしいですが、今日特に指摘されたのは横にひく音です

uやoにひげがついているư, ơの音です

gửi
thư
trước
rời

ひげがついていないと口を丸めますが、ひげがついている時は

口を横に引いて発音します

発音や声調は、一番最初のレッスンで教わって、頭ではわかっているのですが

口を横に引く動作は日本語ではなじみがないので、毎回忘れてしまいます

これはやってみればわかると思います

 

【đến の後のb】

これは以前の授業でも教わりましたが、

đến bảo tàngの発音の時にđếnがmの音で終わっているように聞こえた

とのことでした

日本語ではンの後にBの発音やMの発音が来るとンがムの音に近くなるそうです

なんばと発音するとき、口はなむばに近くなるようです

ベトナム語ではそうはならないのできちんとンで発音してからbảo を発音するように

言われました

 

【単語】

hỏi (質問する)

 因みに発音記号の中で?のようなマーク(hỏiのỏ)のことをhỏiと言うそうです
đám cưới (結婚式)
tham dư (参加する)【参与】
tổ chức (行う、催す)
ca sĩ (歌手)【歌士】
nổi tiếng (有名な)

thư mời (招待状)

mời(招く)

năng lượng (エネルギー)【能量】