動詞句の名詞化② việc

先週も動詞句の名詞化をやりました

先週やったのは、動詞の文章がそのまま名詞化されると言うものでした

本日勉強したのはviệcを使う方法です

việcは仕事と言う意味ですが、動詞句を名詞化する為に使えるそうです

 

việc giữ gìn sức khỏe khó lắm. (健康を維持するのは難しい)

ここで

"giữ gìn sức khỏe"は、「健康を維持する」と言うこれだけで成立した文ですが

ここでは、「健康を維持する事」と言う名詞文として捉えて”khó lắm”によって「~は、難しい」となります。

これで文章は完結してしまうのですが、先頭にviệcを配置する事で、動詞文を名詞化する事を明確化するとの事です。

先生から聞いた話では、書き言葉で良く使われるそうです。

話し言葉で使われる事がない訳ではないそうですが、話し言葉では

あまり使わないようです。

話し言葉での例

Nói chuyện với bạn bè rất vui. (友達と話すのはとても楽しいです)

ここで太字の部分が「友達と話す事」と言う名詞句になります

それに続いて「~はとても楽しい」となります。

ここで”vui”は楽しい”rất vui”はとても楽しいと訳すべきですが

ここでの"rất"は「とても」と言う意味に重点を置いていないそうです。

どういう事かと言うと、一つは「2音節にする」と言う役割があるそうです

もしもrấtがない場合

Nói chuyện với bạn bè vui.

となります

この課の趣旨に沿うと「友達と話す事は楽しい」となるのですが。

「友達と楽しく話す」という文章ともとられる可能性があるので

動詞句の名詞化を明確にするために2音節にするそうです。

因みに否定文になる場合はkhôngが一音節を担っているので、文法的には以下で良いそうです。

Nói chuyện với bạn bè không vui. (友達と話すのは楽しくないです)

ベトナム語では、このように調子を整えるために付加される(あまり)意味のない

単語と言うのが結構あるようです。

私の感想ですが、ベトナム語は単語一つが、一息で発音できる短い単語が多いので、

一音節にしてしまうと、聞き間違いが多くなるのではないかと思います。

そういう勘違いを減らすために、自然にそうなったのではないかと思っています。

 

【発音の塊に注目する】

本日も発音でつまづく事しかりでした。

先生からは「つまづくのは仕方ないけど、意味の塊を意識して、そこまでは一息で言えるようにしましょう」と言われています。

 

【nướcは水だけじゃない】

私はnước=水と思っていましたが、大きな意味では、nướcは液体全般を指す場合があるそうです。
cho tôi nước(水を下さい)
だと、「何の?」と聞かれる可能性があるようです。

なので明確に水と言うときはnước khoáng(ミネラルウォーター)とかnước lọc(濾過した水)などと言うと良いそうです。

 

【単語】

Đặc sản  (特産・名物)

Dụng cụ bảo vệ răng (マウスピース(歯を守る道具))

đoán (推測する)