NiosIIを知る

FPGAの中に入れるCPUについては、最初のカメラを作っている最中に知りました。

最初にその事を知った時は「え?CPUってそんな簡単に実装できちゃうの?」と言う感覚でした(簡単ではなかったけどね)

 

最初のカメラにはCPUは実装しませんでしたが

次第に、CPUの実装は可能にしておかないといけない事を知りました。

 

HDLのロジックで記述する事が出来れば、1クロック(10nsecとか)単位でデータを処理できます。64bit並列で処理すれば800MB/secとかの処理が可能です( even more! )

反対にCPUで処理をするとどうでしょう?

実装の仕方にもよりますが、データを読み込んで処理して出力するだけで数usec使ってしまいます。

ですが、CPUを乗せておくと、細かい制御がC(C++)言語で記述する事が出来ます

ハードウェア部分の開発は、この頃コンパイル時間で5分かかっていました

今は、大規模になってきて20分くらいですが、複雑なシステムを構築する人等は1日かかる事もある様です。

なので、パラメータを変更する程度の事で合成等はしていられない訳です

そういう部分をソフトウェアでサポートします

 

 ともあれ最初のカメラを作り終える頃から、「あ~、そうか~、本当はCPUが入るのが当然なのか~」という事が分かり始めました

 

けれど、そこから、実際にFPGAの中にCPUを組み込んで自在に使える様になるまで

それはそれは長い時間がかかりました