メモリを動かす

PCIが動く様になり(PCとの通信をどうしたかは、いずれ)

次に手を付けたのは、メモリです

このPCIボードには、二種類のメモリが実装されていました。

一つは、画像を全て蓄える為のDIMMタイプのSDRAMメモリ

もう一つは、1枚分の画像をモニタリング用に入れる為のFIFOです

FIFOの方が簡単な気がしたので、最初にこっちに手をつけました。

 

SDRAMはデータを一度入れて、出さないといけないし、バースト転送とか言う物を扱わないといけないのです。(PCIの時はPLXのデバイスが大体やってくれた)

その点、FIFOは入り口と出口が別々になっていて、そして別々に制御出来るので

苦労が少なそうだと思ったので、ひとまずこちらを動かそうと決めました。

 

FIFOを動かす事自体は割とあっさりできました。

どう言う意味かと言うと、書き込みや読み出しの信号を出せば、FIFOは反応してくれるのですが、このFIFOは200クロック分のデータを書かないと、書いたデータが取り出せないのです。適当に書き込んで適当に読みだすと、以前のデータが残っていたりしたし

読み出しの信号を出してから、実際にデータが出てくるまでタイムラグがあるから、データがずれたりしてずいぶん苦労しました。

 

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fifo